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きっと、伊藤は目が覚めたら驚くだろう。
ビニールシートをひいた机に寝かせているから…。
それも、手足を縛られて、さるぐつわ。「早く起きねえかなあ」
蕪木がコップに水を入れ、伊藤にそれをかける。
パシャッ
「ん…」
伊藤は起きたが状況がつかめず目をパチパチさせている…。
「やあ伊藤さん」
笑顔で蕪木は話し掛ける。
ようやく伊藤は思い出した。
「‥!んーんー!」
さるぐつわをしているので何と言っているか分からない。
蕪木は笑顔のまま
言った
「伊藤さん楽しもう」
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