七月十七日

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「今から手術を始めまーす」 とてつもない笑顔で 包丁を握る蕪木。 「ん!んーん! 」 「ああ。そぅか。声を聞かないと面白くないよね」 蕪木は、さるぐつわを外した。 「‥っぷは。‥‥なな何をする気だ!紐をとけ!」 じたばたする伊藤を じーッと見た。 「伊藤さん。。あんたが悪いんだよ?あんたは五月蝿い!」 その瞬間蕪木は包丁を伊藤のフトモモ付近に刺した。 ドスッ 「‥!ぎゃああ!!痛‥い痛…」 伊藤の苦痛に歪む顔を見ている蕪木は 理性を失った
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