「廃墟」の怪

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「そんな訳ない!!俺の記憶力が凄いの知ってるだろ!?」 確かに竜也の記憶力は凄い、覚えてると言ったものは、たとえ三年前のテストの問題でも覚えているだろう 「確かにそうだけど…‥でもそれだと死体はどこに?血の跡とかも全く見えなかったし…‥」 竜也はまさかと言いたそうな顔をして言った 「もしかして…‥死体が…‥消えた?」 「かも知れない…‥ポルターガイストがあるんだったら、もう何でもありだしな…‥」 竜也は不安そうにこう言った 「でも…‥これだと孝二の生死も分からなくなってきたな…‥」 「…‥今まで会ってないんだし、もしかしたら…‥」 「じゃあどうする?」 竜也がこう聞くと優斗が少し考えて 「…‥さっきから孝二のココについての話を考えてたんだけどさ…‥鬼って夜しか現れないんだよな?」 と竜也に確認した 「多分…‥あっ!!」
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