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「また明日ね…。」
私は彼を見送り自宅に着くと、すぐに机へと向かった。
赤い日記帳を取り出し、今日の彼との思い出を綴る。
毎日の日記―これが私の日課になっていた。
『今日の彼もとても素敵だった。彼が家へ帰る途中、何度も後ろを振り返って私がいるかを確認してたっけ。だけど、恥ずかしくてついつい隠れちゃった。駄目だなぁ、私。
ねぇ、運命の赤い糸ってあるのかな?きっとあるよね。だって私達が出逢ったのは運命だもの。これからもずぅっと一緒だよ…。』
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