手紙

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私は彼に手紙を書いた。改めてこの想いを伝えようとしても面と向かって言うのはやっぱり恥ずかしいから、手紙にすることにしたのだ。   『大好きなあなたへ あなたは今何をしているかしら。私はあなたを想っているわ。いつでも、いつまでも…。あなたは私の運命の人。もう離さないわ、絶対に…。』     手紙に私の電話番号を添えた。私は彼の電話番号を知っていたけど、彼は私の番号を知らなかったから。連絡を取るのはいつも私の方からだったものね。それに、電話なんて必要ないくらいにいつも傍にいるし。だけどこれで、彼から電話をかけてきてくれるに違いない。信じてるわ…。
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