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一「またスロットかよ?」
高「まーね。おまいらは?」
一「後輩の田丸っているだろ!十万持ってこいって言ってんのに一万しか持ってこねぇからよ…」
一夫はちらっと俺を見た。
一「まーた武彦がキレちまってさぁ…死んだんじゃねぇの、あいつ。」
高「ぎゃはははっ!!相変わらずだね武ちゃんは!」
一「ははっ…笑い事じゃねぇよ、マジで殺しちゃうかと思ったぜ…まっ、寸前で止めたけどよ。」
高「ぎゃははは!そんな奴殺しちゃえばいいんだよ!⑲才だったらまだ人殺しても大丈夫なんじゃねえの?!」
一「知らねー」
俺達がそんな法律知るわけがない。
一「でも殺さねぇほうがいいんじゃね?」
高「一夫はやさし~ねぇ!」
カタカタカタカタ カタカタカタカタ
高「どうしたのよ?そんな貧乏揺すりなんかしちゃって!」
高史は俺の貧乏揺すりに気がついた。
武「思い出したらイライラしてきた…」
高「ほんと武ちゃんは短気だねぇ。」
一「短気なやつはアソコも短いらしいな!ははっ!」
一夫は俺をからかった。
武「うるせぇ!殺すぞ!!」
一「でた!武彦の殺すぞ!そのたびに殺されてたら俺は何回死にゃあいいんだよ!」
高「ごもっともだ!」
そうして二人は笑った。
これもいつもの事だ…
高「あっ!そういえばここに来る途中に愛ちゃんに会ってさ!なんか武ちゃんの事捜してたぜ!」
武「関係ねーよ!」
愛は俺の幼なじみだ。
いつも俺の保護者づらしやがるから気にくわねぇ。
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