本当の宝物

いつもと同じ学校のはずだった…

今日は三通あったから、三人に断りにいく予定だ。

二人は同じ学年だったから別々の休み時間にクラスに行き呼び出して断った。二人ともすんなり諦めてくれた。

もぅ一人は１つ年上だったから、呼び出さなかった。

幸い手紙にベタな感じで、放課後に体育館裏で待ってるって書いてあったからその通りに行く事にした。

そして、いつもと変わらず授業を受けて、放課後をむかえようとしていた。

昼休みには友達が俺の周りに集まりお弁当を食べていた。

俺はなぜかいつも昼前になると机の上に手紙付きのお弁当が重なってる。

こればかりは断ってもなくならず、仕方なくたべている。家には紗季ちゃんがいるから、持って帰るわけにもいかない。

だから、全部たべる。そしてお腹が膨れて動けなくなる俺を見て毎日友達は笑っている。
これだけ膨れると午後勉強なんてできずいつも睡眠学習(笑)

ほんとなら学校が終わると友達とカラオケとかに遊びに行くが、今日は断りに行かなきゃ行けないからしぶしぶ我慢した。