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さびしい・・・さびしい・・・孤独・・・孤独・・薫はそんな生活からぬけだす為常に努力してきた・・。孤独を捨てる為に頑張った結果、薫が手にしたものは、あきらめだった。何も感じなくなる事で、薫は自分という存在を救ってきた。くだらない?馬鹿じゃないの?そう思う事で、孤独な自分を救ってきた。しかし、薫はまだたったの15才。大人になるためには、自分の気持ちに嘘をつくためには、まだほんの少し若すぎだ。
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