第一ゲート

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「ハツネさん…!!どうして??私、一体…」 そう。千里が今いる場所は、チャイナと訪れた異空間の場所、狐の宮神社だった。 ハツネは相変わらずの落ち着きようで優しく微笑んだ。 「さて。何故でしょうか。あなたがここを選んだのか。それともここがあなたを選んだのか。いずれも、最後の試練なのでしょう?ならば、あなたは今から知る事になる。それはこちらの世界の住人にも手の届かない所…」 千里は首を傾げた。 「どういう事?」 ハツネはまた口元をゆるませた。こういう人…いや狐が怒ったら怖いんだろうな… ハツネはすっと指を指した
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