雲一つ無い夏の空の蒼さ
13/13
読書設定
目次
前へ
/
19ページ
次へ
着た男。 「彼が犯人か…」 まだ二十歳そこそこと見える男性がうなだれて運ばれていった。 パトカーが見えなくなる頃、視界がぼやけてきた。 その十字路よりずっと手前の路地で左折し足を止めた。 涙が溢れ、こぼれそうになるのを堪えるために、天を見上げる。 一欠けらの雲すら無い空は、まだ沈まない太陽の輝きとは対照的に、深い蒼の侵食が始まっていた。
/
19ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!