信長との出会い
5/7
読書設定
目次
前へ
/
257ページ
次へ
本堂の入口辺りから、 異様な空気が仏壇目掛けて 近付いて来るのを、 勝家は背中で感じ取った。 勝家は、不作法とは心得ながらも、後ろを振り向いた。 いや、彼だけではない。 家老衆はおろか、信定までも、 この異様な空気… 時をも捩じ曲げる、 牛鬼がごとき魔王が降臨した かのようなこの空気によって、 彼らの目線は、その『魔王』に 奪われていた。 その『魔王』こそ、 信秀が嗣子、三郎信長その人であった。
/
257ページ
最初のコメントを投稿しよう!
244人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
29(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!