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仲秋の名月見上げふと思うここにあなたがいたらいいのに 涼やかな風に吹かれて髪乱れ首に手をやりそっと微笑む 日曜日リュックを背負いいざゆかん色づく山に我魅せられて 自動車の窓開け走る木犀のほのかに薫る季節となりて こどもの頃の本を開けたらはらりと落ちた押し潰された紅葉・思い出
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