第三章 ~出会い~

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ふぅ…どうやら学校前に着いたみたいだな……。 俺は学校に移動するために扉に入ったんだが……予想ではもうちょいなんかあるのかと思ってたけど、特になんも無くて予想が外れたな…。 しかし…この学校はどんだけ広いんだよ……。 小さめな町の一つ分くらいの広さはありそうだな…。 「ふふっ…驚いたかしら?」 俺の後ろから美結さんがクスクス笑いながら話しかけてきた。 「そりゃこんだけ広かったら初めて見た人は誰だって驚きますよ…」 「ふふっ、確かにそうね」 しかし……俺はこれからどうすればいいんだろう? 「やっぱり校長に挨拶をしに行ったりした方がいいんですか?」 「校長には会わなくていいわよ……それよりもまずは寮に行って君の部屋まで案内して荷物を置きましょう」 「まずは寮か……ってか寮って何処にあるんですか?」 「こっちよ…迷わないようにちゃんと着いて来てね」 もし見失ったら本当に迷いそうだな…。 迷子になるのは嫌だからちゃんと着いて行かないとな…。
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