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誰もいない静かな廊下
床の軋む音しか聞こえない
階段が長く見えてしまう…
実際は10段程度だが
階段を上がって扉を開ければ
いつもの静かしかない
そんな部屋が広がっている
予定だったのに……─────
『何か』が机の引き出しから
頭を出している。
ええ、そりゃもうドラ●もんが如くね?
しかも明らかに人の頭…
ぼーっと眺めていると、『其れ』こっちを向いた。
「おかえりなさ~い♪」
世界が崩壊した勢いだ…
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