第二章 夢なら覚めてくれ

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机から顔を出していた『其れ』は尚も机に入ったまま語る。   「はじめまして!」 嫌に爽やかに挨拶する『其れ』に僕は正直イライラしていた。 まるで雛○沢症候群にかかった時のように神経質になっている。 「続けていいー…?」 極めてうざそうな顔をして不機嫌をアピールしながら相槌。 『其れ』は渋々と言うように自己紹介をはじめた……──────   「ボクは前○圭一!東京からの転入生s「嘘だっっ!!!」   僕は間髪入れずにつっこんだ。
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