●日常●

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        愛『…ちゃんと着るやつ持ってきた?』         勇「あぁ、忘れた」         愛『はぁ?なんで直行で来るんだよ。家すぐそこじゃん』         勇「いいじゃん。道着なんてココには腐るほどあるんだし」       道場の奥にある貸し出し用道着置き場へと勇は向かう。           愛『ちゃんと洗って返してよ。勇、いつも脱いだらそのままにして帰るんだから』         勇「それをいつも愛ちゃんが洗ってくれるんだよね~。ありがたやありがたや。」       愛『こっちは迷惑としか言いようがない』       勇「Lサイズどこ―?」         愛の言葉を流し、勇はそのままガサガサと道着をあさった。           愛『あ~っ、そんなあさんないでよ!父親に怒られるじゃん!』       勇「愛がね、」       愛『……この野郎。いいよ!それ以上あさんないでっ。あたしが探す!』       勇を押しどかし、愛は手慣れた手つきで、道着を探しはじめた。         勇「Lサイズな。L」       愛『…Mサイズじゃダメなの?』       勇「小さい小さい。Lサイズじゃなきゃ履けねーもん」         横にある道着を愛と一緒にあさりながら勇は言う。           愛『なんでそんなデカくなったんだか…』       勇「健康男子ですから」       愛『変態のまちがいだ。ほら、Lサイズあった。』         ペイッと道着を勇に渡す。         勇「…変態に背が高いのは関係なくね?」       愛『さっさと着替えてよ』    
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