●日常●

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      「あいねぇちゃん、きょう かてるぅ―?」     「ゆう兄―!あとであそんで―」     『あいちゃーん!けぇこして―』       わらわらと愛と勇の周りを小さいのが取り囲む…         愛『はいはい…今日もガンバルね。稽古はまたあとでだよ』     勇「あとでたっぷり遊んでやるから、今は大人しくしてろ。」         『ゆうくん、チューして―♪』       小学2年くらいの女の子が、勇の裾を掴み、笑顔で言った。       愛『!!?;』     その言葉に愛は顔をひきつらせる。       そして勇は…         勇「おぅ♪ぜんぜんイイよ?」             勇は女の子の顔に触れる…                    ちゅむ。                       愛『!!!!??;』             勇は抵抗なく女の子にキスをした。         しかも唇に。               『チューされたぁ♪』     女の子は嬉しそうに笑う。     勇「お前のファースト、俺のな。」     『はーすとってぇ?』     勇「初めてのチューってことだよ。お前は俺に初めてをとられたんだ」     『ん―…?…よくわかんないけど、なんかとられたぁ。』         女の子は首を傾げながら、ふへっと笑った。           愛は勇の腕をグイッと引っ張る。       愛『ちょ…ちょっと!勇っ!; なに小さい女の子に手ぇ出してんの!』       勇「ん?いいじゃん。向こうから来たんだし。 それとも大きいお姉さんになら手ぇ出してもイイの?」         不敵に笑った勇に、無償に腹が立つ。           愛『…いいわけないでしょっ!!』         勇のみぞおちに向かって、パンチを繰り出した。         じ―ちゃん「始めっ!」         じ―ちゃんは子供たちを後ろに下げながら開始の合図を出す。            がッ!         勇「おぉ、積極的だなぁ。 つか空手で勝負?柔道じゃないの?」     余裕そうに、勇は愛の手を避ける。       愛『このやろう…;』      
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