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勇「俺!俺いるよ♪」
嬉しそうな顔で、自分を指差す。
愛『女たらしとは付き合いませーん』
勇「失礼なっ!俺は女の研究をしてるだけだ!告白されたら断れないのが俺!」
愛『それを“たらし”と言うんだっ!』
威張った様子の勇の頭を愛はスパーンと手で叩いてやった。
勇「いてっ…、てめぇ…俺に勝てねぇくせに…」
叩かれた頭を抑える勇。
愛『今日は勝てる気がする』
愛は自信あり気に笑った。
勇「んじゃ早く帰ろう?」
愛『まだ6時間目あるじゃん。終わったらウチん家来てよ。』
ひらひらと手をふり、そのまま自分の教室に入っていってしまう。
勇「……ふむ」
勇も自分の教室に戻ろうと後ろを振り返ると…
『勇くん』
誰かに呼び止められた。
勇「…ん?」
勇は声のするほうへと振り返る。
『あたしと付き合ってください』
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