幻夢の者

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次の日 眼魔「もう朝か」 顋「まだ眠いな。フアァァ」 民子「確かに眠いわ」 縷々「私も」 メアリー「私も眠いわ」 眼魔・顋・民子・縷々「・・・・・・・・・」 メアリー「はいみんなちゃんと起きて」 顋「お前何やってんの――!!」 メアリー「実はね、肉体と精神の試練が終わったから次は実戦に移ろうかなって」 顋「何だ次の試練って」 メアリー「この近くの幹部館に行ってもらおうかな」 眼魔「この近くに無いだろ。なぁ顋」 民子「あるで」 顋「何!本当か!」 眼魔「嘘かよ顋」 顋「え~と俺の知ってる街は、ノアズ・パーク。プライド・マウンテン。ミリオン・ファミリア。ホーリー・シティだな」 民子「この近くにノアズ・パークがあるで」 眼魔「嘘かよ顋。てゆーか嘘かよ顋」 顋「何で二回も言った! 悪かったよ! てゆーか悪かったな!」 メアリー「其所の街で幹部二人倒してきてね」 縷々「二人?」 民子「確か街が広いから幹部が二人居るんやったな」 眼魔「幹部が二人も居るのか。面倒だな」 メアリー「ところで眼神。貴方は自分の力が20%しか出せてないって分かってる?」 眼魔「20%だと!」 メアリー「貴方には神が与えた魔眼ともう一つ。スリースターズの力が眠ってる」 眼魔「スリースターズ?」 メアリー「まぁスリースターズで力を引き出してもまだ80%程度。でもあとする事があって80%だけど」 眼魔「残りの20%は?」 メアリー「いつか分かる時が来るわ」 眼魔「そうか」 顋「じゃあノアズ・パークに行くか」 縷々「楽しみだね」 メアリー「頑張ってね」 ノアズ・パーク 顋「着いたな」 民子「思い出したわ」 眼魔「何をだ」 民子「この街では自分達以外は敵と思った方がええで」 眼魔「住人が敵?」 民子「この街はローゼンクロイツが作った街。住んでる者は全てが能力者や」 顋「おいおいマジか」 民子「しかも獣人が多いみたいやな」 眼魔「獣人・・・(零慈)」 顋「行くか眼魔」 眼魔「ん? あぁそうだな」 眼魔達はノアズ・パークに入る。 眼魔「此処で幹部二人倒せば残り四人か」 顋「まずは此処で倒さないと駄目だがな」 民子「何か人が少ないな」 縷々「でもずっとこっちをにらんでる」 眼魔「気をつけろ」 顋「にしても此処は広いな。レイディアント キングダムの五倍はあるな」 眼魔「じゃあ戦闘開始だな」
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