逆らえない!
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「唯、今度の日曜空けときなさいよ」 「は?」 「おいしいものでも食べさせてあげる」 正直、嫌な予感はしてたんだ。 日頃、それこそジュース一本妹の私に奢らせるのに。 「え?いやでも…」 「いくわよね?」 年が離れてるせいか、小さいときから刷り込まれ姉というものは怖い生き物になってしまった。 「……うん」 渋々了解した私に姉は満足そうにうなづいた。
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