拒絶

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美華は笑わなくなった…私はそれに気付いていなかった。美華が泣けば叩いて泣き止ませようとしていた。泣き止まないと物を投げつけるようになっていた。美華を抱っこするのは、親が来た時と友達が来た時だけだった。 美華のことをかわいいと思わなくなっていた…。泣き声を聞くとイライラが止まらなくなり叩かずにはいられなくなる……。 うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!黙れ!黙れ!黙れ!黙れ! 何で、私がこんな目に遭わなきゃいけないの!?コイツが居なければ私は自由なのに!!
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