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「ごめんね…ごめんね…。」私は何度も何度も謝り、美華を抱きしめた。美華の体は暖かくて私の心も暖かくしてくれた。
それから、まだ外に出ることは出来なかったが昼間は美華と遊び、夜は美華が眠るまで抱っこした。時々、叩いてしまうことはあったが美華に対する拒絶反応は無くなっていた。
早く外に出れるようになりたい…これを引きこもりって言うのかな…?
美華の健康に良くないと思い、ベランダで日光浴を始めた。買い物ついでに わすがな時間だけど散歩をした。だけど、公園には行けなかった。公園には、親子連れが たくさんいる…。人と接するのは どうしても出来なかった…怖くて足がすくんでしまうのだ…。
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