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周はどうすることもできずに、その花びらを落として俯(ウツム)いた。
そして周は村に来るときに通った入り口を探しに行った。
しかし、その村の入り口は樹木によって塞がれており通ることが出来なかった。
あきらめた周は、家に帰っていった。
途中で一本の桜を見つけた。
その桜の木の下で眠ってしまった。
奈々が周に近寄って、起こそうとした。
しかし周は、起きる気配が無かった。
夜も遅くに周は目を覚ました。
周の背後には月に映った桜の木があった。
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