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「周ー」
と、そこに奈々が呼ぶ声が聞こえた。
周は奈々の方へ走っていった。
そこには少し違和感があった。
そう、奈々と一緒にいた明日那がいなかったのだ。
それに気づいた周は明日那はどうしたか尋ねた。
奈々は明日那と外出先で別れてしまったらしい。
とりあえず周は探しに出掛けることにした。
奈々に道を尋ねつつ、長いこと歩いた。
村の賑わいに誘われ、周たちは探した。
しかし、探しても探しても見つかることはなかった。
諦めて家に帰っていった。
帰ってから周は自分の部屋に引きこもった。
周は、昨日の出来事を振り返っていた。
周はハッとした。
村の入り口にあった大きな樹木を思い出したのだった。
そこへ行けば何とかなると思い村の入り口に向かった。
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