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あまり長期戦に持ち込みたくない三好軍が先に動いた。
三好政康が加藤清正にあたり、松永久秀，三好笑岩が赤松勢にあたった。
清正「鉄砲隊、撃って撃って撃ちまくれい。三成なんぞの力を借りずとも我らで本陣を落としてくれようぞ。」
清正は味方を鼓舞した。弾は面白いように敵にあたった。
政康「臆するな！兵の優位は我らにあり。」
清正「撃ち方やめい！騎馬隊，長槍隊突撃じゃ！」
清正の怒涛の突撃に三好兵士は浮き足立った。
三好軍の半槍に対して、羽柴軍は研究を重ねて開発した三間槍である。
戦況は清正に傾いている。それでも、運の悪い者はいるが…
清正軍はぐいぐい政康軍に食い込んでいった。
政康「後退じゃ！退けぇー」
政康勢は完全に勢いに飲まれた。
清正「これを機に敗走させてしまえ。」
逃げる政康勢に清正隊が容赦なく襲いかかる。
ついに本陣が動いた。
義賢勢の弓が清正隊に襲いかかる。
清正「くっ。もうよい。これ以上は犠牲が増えるのみ。下がれ！」
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