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翌日になると秀吉の行動は素早かった。
丹波衆から随時出城。七日後には敵の殿軍の荒木村重と交戦した。
交戦中に秀吉に2人の使者が訪れた。一人は筒井家からの者で、援軍として島左近が出陣したということだった。もう一人は大阪湾にて清正の到着を待っているねね配下の忍で、清正の到着,堺の商人蜂起を知らせた。
秀吉は急いで秀長にこのことを伝え、敵の殿を壊滅させるとこを急いた。
秀長は先陣で弓の応射を繰り返していた丹波衆に突撃を命じた。
直政「敵は我らよりも小勢。一人一殺すれば必ず勝てる戦ぞ。」
と味方を鼓舞し、突撃した。
荒木隊の弓隊は一瞬浮き足だったが、さすがは歴戦の勇、荒木村重である。素早く体制を整えるとこちらも、騎馬隊を出撃させ、弓隊に斉射を命じた。
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