野望への序章

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秀吉「さて半よ、わしはまず何をしたらえぇ?」 半兵衛「今の殿下に足りないものは、名声と金銭でございましょう。」 秀吉「名声と金銭とな?」 半兵衛「はい。当家には某や官兵衛殿のように殿を慕い仕官したものも多く人材は豊富にございます。しかし、摂津一国では俸禄も少なく、登用できる人数にも限りがでます。また、名声が低くば優秀な人材や商人は集まりませぬ。そこで殿には京をとっていただきたい。」 秀吉「ほほぉ。京をとな。」 秀吉はほくそ笑んで言った。
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