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じめじめとしていて、
なんとなく気分が乗らない。
そんな6月。
【ごめんね】
という気持ちを持ちながらも―…
僕は君を好きになった。
席替えで、
席が隣になったの。
覚えてる?
少しドキドキしながらも、
毎日が楽しかった。
君と話すことが、
楽しかった。
でも、
みんなが中学校に慣れて来て、
君はいろいろな人と話すようになったね。
僕のものでもないのに、
嫌な気持ちが僕の胸にあった。
他の子に笑いかけるたびに、
僕の胸はずきずき痛んだ。
付き合ってもないのにこんなことを思う僕。
自分が気持ち悪いな―…
って思ってた。
この頃、
僕は僕が嫌いだったよ…
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