優しくない雨

12/35
前へ
/74ページ
次へ
それから一ヶ月が過ぎた。仕事に慣れるの二週間近くかかった。最初は筋肉痛や打撲など体が痣だらけになったが次の日には治った。 「おい、ヒサシ!おごってやっからメシ行くぞ」 「あ、はい!ゴチになります」 あれから、知ったことだけどジィさんは本名茂治さんでかなり年輩の人だった。なんでも社長と飲み仲間でかなりの親しく信頼されている。あ、ちなみにジィさんは年齢からとられたあだ名ではなくシゲジからきたみたい。まぁ恐くてジィさんなんて呼べない。 そんなある日 「ヒサシー!お前の彼女が来てるぞー!」 「すみませーん。今行きますー!」 突然の来客でびっくりした。
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

76人が本棚に入れています
本棚に追加