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何故か危惧していた。
オススメからレビューに変わったことを。
早速、レビューについての質問も出てくる。いつもは積極的に回答するわけではないのだが、この手の質問には、何故か回答したくなるから不思議だった。
その言葉の意味だけを理解してしまえば、今まで書けなかったことを書けるようになってしまう。
例えば――「つまらないから読まない方がいいよ」など。
確かに、つまらないと感じる作品もあることは否定しない。
全て空白の作品を読んだ時には、正直「つまらない」と強く感じた。何も書いてないのである。
タイトルが空白だったので、
「お?」と思い、ページを開いたのだが……結局、最後まで1文字も書いてなかった……。
1種の釣りだったのだろう。まんまと釣られてしまったわけで。
その作品にはオススメ――レビューはなかったので、なんとなく気になり、最後にオチがあるのかも? と期待しつつ見てしまった。
クリエイター機能のイレギュラーな活用法といったらいいだろうか?
通常、クリエイター機能を使う場合、何かを伝えたい、形にしたいなどの動機があるように思う。
しかし、この作品には、それはなかった。どれだけ釣れるか楽しんだだけ――つまり、クリエイターだけが楽しめる作品と言って良いと思う。
まあ、それは良いのだが、レビュー機能を使うということは、レビュアーも存在する。
クリエイター・レビュアー・読者のバランスを考えないといけない。
このあたりから、いろいろと考察してみよう。
前提として、認識しなければいけないのは、クリエイター・レビュアー、ともに素人だということだ。そして、クリエイター小説――携帯を媒体としていること。
言うまでもないが規約違反していないことは当然である。
この前提がないと妙な話にも成り兼ねないので、注意が必要だろう。
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