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先生。
高2の夏。
学校帰り、友達と遊んで、考えごとしながらチャリを走らせ1人で家へ向かっていました。
周りは住宅街。
交通量は少なめ。
考えごとは…16才のころ…色恋事ではありません…残念ながら(笑)
当時の私は真剣に悩んでいました。
その時…フト、空気が変わった気がしました。
なんか一瞬張り詰めた感じがした…次の瞬間、頭の中で女のヒトの声がしました。
「なにか困ったことでもあるの?」
ー??
一瞬ワケが判らずにいました。
でもその声は懐かしくて優しく、自然と安心できるものでした。
―[何にもないよ。大丈夫!]
そう心の中で思った時、空気が少し軽くなりました。
そして、数週間後…
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