14人が本棚に入れています
本棚に追加
「違うっッ!!
男なら女性に傘を差し出すのが
ルールってものじゃない?
イギリスにでも行って紳士について学びなさい!!」
そやつは死のノートを手に入れた彼よりも高き目線の下、説教を始めたのだった…
「(以下説教)・・・ッ!・・・?・・…でうんたらかんたら!という訳で~傘貸して」
かなり強引に説教と傘を絡め
両手を合わせ頼み込んできたソイツ
「断る」
即決。さらに俺は続け…
「だいたいだな…見ず知らずの奴に傘を貸す程、現代は甘くないのさ…」
そうとだけ言い、それじゃ。
と言って帰ろうとした時…
「私のッ…私の名前は
鶴野 恵[ツルノ メグミ]!!
あんたの名前はっ!?」
ソイツ(自称、鶴野 恵)はいきなり叫んだのだった
「は…?え…?雨宮…龍司…?」
しまった!迫力に気圧されつい口がッッ…!!
最初のコメントを投稿しよう!