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俺は沈黙を埋めるように
口を開いた…
「この3000円…いや、このﾄﾘﾌﾟﾙ野口を…何に使う気だ…？」
「夢を買うのよ！」
奴は…鶴野は人差し指を立てて、俺を指差しそう言った
「あぁ…そう、それじゃ」
俺が、驚く程無機質な表情でその場を去ろうとすると
「待ってってｯ！正直に答えますからｯ!!」
3000円を持っている俺の手をしっかり握り、その場に留めようとする鶴野
「実は…ｺﾚなんだけどさぁ…？」
その指が示した方向にあったのは…
『赤い惑星!!』
!!特大ﾗｰﾒﾝ!!
[量も辛さも通常の約３倍！]
[30分以内に完食(ｽｰﾌﾟも含む)
出来たら無料+4000円贈呈!!]
[参加費3000円]
という貼紙…
ほほぅ…この俺を利用しようという訳か
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