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「よしわかった!
3000円貸そう、だが5000円は返せよな!」
無言でコクコク頷く鶴野
俺は呆れながら3000円を手渡した
それを受け取ると
「店員さ~ん!!
赤い惑星たのも~ぅ!!」
手を高くかざして店を呼んだ
はいはい、と奥から店主の奥さんだろうと思われる女の人が出てきた
おばさんは、俺と鶴野を見ると…少し驚いたような顔をして…
「え…っと、挑戦者は…こちらのお兄さんでいいのかな…?」
俺がちらっと鶴野を見ると鶴野はむっとした顔で
おばさんにこう言ったのだった…
「違う!私がやるわ!!」
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