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「おい…鶴野!」
「あい…?」
鶴野は何用かと振り向く…
「樋口を返せよ!」
ああ…樋口ってのは5000円の事
「何よ!?私がいながら…その樋口って女がそんなにいいの!?
こんな女…こうしてくれる!!」
ガガガ…と自販機に吸い込まれ…
四人の野口と小銭…そして缶コーヒーという無惨な姿になってかえってきた…
「そういったボケは要らないんだよ!」
がっちりとアイアンクロー
「う…ああぁぁあ…やあぁぁあぁ!!すみません、すみません!」
もがく鶴野…
しかし俺はその時ケータイの振動を感じ、鶴野を放す
着信…―――母
嫌な予感をビシビシと受けながら…それに出る…
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