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「「不審者だとぉ!!」」
異なる声が何故か響くと
「桃山さん!まだ無事か」
「歩を襲う物好きなんて…
どこのどいつ…ッ」
最初の声と同時に、男の隣の部屋からは眼鏡をかけた高校2、3年の眼鏡…
後者の声と共には…向かいの部屋から鶴野 恵が飛び出した
「…どこのどいつ…かと思えば…
…貴様かロリコン水澤!!」
恵はビシと眼鏡を指差す
「何故そうなる!!
不審者はぁ…貴様だァ!」
恵に反論しつつ
水澤は掌をぴしっと伸ばすと…
不審者?の喉笛を目掛け突き出した
「…っぉおう!?」
それを紙一重でかわした不審者が首に手をあてると…
「…切れてなぁ~い…
…と言いたい所だが…」
襟元がぱっくり裂けていた
何だよアンタ…殺人拳でも使うって言うのか…!?
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