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春奈は後ろから私の腰の辺りに
手を回し、バックドロップの中間で静止した感じで持ち上げた
「ちょっ…はるっな!!
降ろせっ…降ろせーッ!!」
私が暴れて叫ぶのには…ちゃんと理由がある
それは…いつもより
少しだけ短めに設定してきた
『スカート!!』
さらに、騒ぎによる視線!!
このままでは…いろいろとヤバイ!!
「ごめんなさい!!ごめんなさい!!
私が悪かったですっ」
素直に平謝り
これが一番効果的なんだって…
「…いつもみたいに降ろした瞬間に殴らない?」
春奈が少し潤んだような瞳で私を見上げてくる
「殴らない!殴らない!」
私も首と頭を縦にフル稼動
「…わかった…」
私の脚が地に降りる
そして春奈に向き直り
…ばきっ
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