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━一方その頃
水澤(眼鏡)の話しに付き合わされた龍司(俺)はというと
なんとか教師が来る前に教室に
ありついたのであった
机に突っ伏していたがおもむろに立ち上がり歩き出した
たどり着いたは友達、松田の席
松田は堀田と会話していたが俺に気付くと話しをやめ
「…何だよ龍司」
松田は言った
「…一つ聞いていいか?」
俺は確認を求めるように尋ねた
「勿体振るんじゃねぇよ
気になんだろ」
「僕はロリコンなのかと聞かれたら…
なんと答えればいい…」
それは登校中の事、おもむろに水澤(一応先輩)に
『僕はロリコンなのか?』
と聞かれた事による質問だ
松田は沈黙…
当たり前だな
しかし堀田はというと
「それは話をそらしつつ
ありのままの自分が一番大切なんだ
…って言えばいんじゃないすかね?」
流石は堀田
どうでもいい時に役に立つ
俺はサンキュと短く言いその場を離れた
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