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「うん、どうも恵vV」
そう言うなり絡み付いてくる好
「…やーめーろぉー」
こーゆーのは少し苦手だ
いいんだよね？苦手で
普通だよね…？苦手で
ﾀｺなんかよりも凄い吸着力で
なかなか離れない好。
耳元で何か笑ったかと思ったら
何かが私のむ…胸元に!?
「ぎゃうっ」
「…色気ないなぁ～…
もっとかわいい声でぇ～…」
ちょっ…まじやばっ
なにｺｲﾂ!?ﾊﾞｶか!?
腕が普通より多いんじゃねーの!?
「…ふぅ…」
この溜息は…!?まさか!?
「ﾗﾌﾞｺﾒってんじゃねぇーｯ!!」
そして｢好｣と｢楓の拳｣が飛んだ
「一度言ってみたかったんだぁ～
…この台詞」
楓は怒りの後、また微笑んだ
ため息は危険な香り
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