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禁断の実…事、悪魔の実を食べた二人は今までにない苦しみを味わっていた
死の淵を彷徨うかの様な全身への激痛や麻痺で横たわってしまい、異変は既に起きていた
どのくらい意識を失っていただろうか…?
気が付いた時、二人が裸だと言う事に気付いてしまった
それが何の意味をさしているのか、この世で最もな神への軽蔑、裏切りである事を‥
二人は神に呼び出された
酷く怒っている‥
イウ"は恐怖で怯えてアダムにしがみついていた
アダムは訳が解らない顔でもイウ"を支えていた
神が言った言葉は辛くて哀しいモノだった
神「アダム、イウ"‥ 私の言い付けを破った事は解るな? あの実は決して触れてはならないと言った筈だ!あの実は「禁断の実」、『悪魔の実』なのだよ。その悪魔の実を食べてしまった二人はもう…この聖域、楽園には居られない 依ってお前達にはこの楽園から出て行って貰う!」
悔しそうに哀しそうに神はそう言った
アダムとイウ"は何も言えなかった
神の言葉に愕然と立ち尽くす他ならなかった
イウ"は泣きながら言葉なんて出せない状態でアダムが言い出した
アダム「…行こっか…」
それ以上は言えなかったのだろう…アダムもこの楽園から離れるのが辛かったのだろう
そうしてアダムとイウ"は神の前から、楽園から追放されたのであった
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