名古屋城

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名古屋城

〓名古屋市中区 〓平 城 〓歴 史 慶長12年(1607)、徳川家康が第九子義直のために築かせた巨大城郭です。 最初は義直を清洲城に入れましたが、大坂に残る豊臣家に備え、また徳川政権を磐石にするため、織田信秀が今川氏真から奪った那古野城の地に、新たに築城しました。 第二次世界大戦の空襲で天守閣、本丸御殿などが焼失してしまったため、天守台跡に外見復元で現在の天守閣が再建されました。 本丸御殿の復興も進行中です。   〓築城について 築城家の小堀遠州を総奉行に、建築家の中井正清・岡部又右衛門らの参画で、加藤清正・池田輝政・福島正則ら二十家を助役としました。 〓規模について 延床面積において最大を誇った五重六階の層塔型天守が建つ本丸を中心に、東に二の丸、西北に御深井丸、西南に西の丸を配し、さらに南側に広大な三の丸を配置していました。 北側は低湿地帯が広がっていたため、東西南北のどこからも重火器によって本丸を攻撃することは不可能であったと言われています。 〓マップコード 4348787*08
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