112人が本棚に入れています
本棚に追加
朝。若干のくもり。そんな空を仰ぎながら、屋敷の住人が話しています。
マリオ「………。手袋。」
マスター「……。なんだい、いつの間にか復活したマリオ君。」
マリオ「腹減りましたが。」
マスター「……ご自分でお作り下さい。」
マリオ「料理出来ねぇよ」
マスター「じゃあ…」
ほぼALL「誰が朝飯作るんだぁぁぁぁぁ!!」
雲が、一気に吹き飛んで、爽やかな晴天になりました。
~第一章~
始まりの朝、マスターの誤算!
マリオ「どうすんだよ、マジで!」
サムス「私作れないからね。言っとくけど。」
フォックス「俺も無理。」
人型の者達はお前が作れ、と言い合っています。
ピカチュウ「お腹減ったよ…」
カービィ「おなかへっっったぁぁぁぁ!!」
あまつさえ、無理と思われる者たちは縦横無尽に暴れまわります。ドンキーに関しては‥。
ドンキー「腹減ったァァァ!!飯食わせろォォ!」
マリオ「おい、落ち着けドンキー!テーブルの上でハンドスラップするなぁ!」
ヨッシー「ああっ、テーブルにヒビが!」
と、そこに。
ひゅっ。
びぃぃぃぃん!
リンク「五月蝿いですね、目が覚めてしまったではないですか……ふぁ~あ…」
ドンキーのネクタイをかすめとり、ネクタイが壁に刺さっています。(ドンキーも)
ドンキー「………助けて、マリオ…」
マリオ「(あいつ寝ぼけてるよな…??なんちゅう狙いの良さだよ…)ああ、今助ける。」
恐ろしい位の狙いの良さ。ちょっと感心しながら、マリオは壁に刺さった矢を抜こうとしました。…………が。
マリオ「ぐぅ、ぬぬぬぬ…ふがぁぁぁ!!」
ドンキー「どうした、マリオ?」
マリオ「ぬ、抜けねぇぇぇ!」
ALL「ハァ!?」
最初のコメントを投稿しよう!