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暫く真っ暗な道が続いたが、直ぐに神秘的な場所に着いた。頭上には大きな穴が空いていて、そこから月明かりが明るく照らす。
「すごい…竜の山って綺麗なんだな」
「コッチニコイ…コッチダ…」
声のする方をみると、白い丸いものがコトコト揺れている…卵だ。卵はすでにヒビが入り、まもなく中から何かが孵りそうだった。
「な、なに…?卵?君が僕を呼んだの?」
「ソウダ…ドウヤラワタシノコエハ…オマエニシカキコエナイミタイダ」
「そうなんだ…」
すると不思議な声は急に止んだ…次の瞬間…
パリンッ
卵の殻が割れ、中から見たことのない生き物が出てきた
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