飛行機の話~ニアミス~

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 海外旅行に行こうとするとほぼ必ずお世話になる飛行機。航空会社によってサービスもまちまちだが、安全に飛んでくれる事が、絶対条件。  飛行機に乗っていて、スピードを感じる事は少ない。客室のモニターに映る世界地図と現在位置、速度が表示されたりするがそれが頼りだ。景色を眺めても雲も地表もゆっくりと流れてゆくのみ。  しかし、私は他の飛行機とすれ違ったり、交差した経験がある。無限に広がる大空でそんなこと(ニアミス)があると問題だと思うのだが、確かにあるのだ。  まずは交差。私の乗る飛行機の上空を右から左へと飛び去っていった。速いんだこれが。みるみる小さくなって消えてしまった。  我々が普段目にする早いもの。新幹線でおよそ270キロ。F-1、鈴鹿のメインストリートで280キロくらいかな。旅客機は約800キロ。  もっと速かったのはすれ違った飛行機だ  お互いに800キロで飛行していたとすると相対速度なんと1600キロ。 我々が運転していて一瞬でぶつかる交通事故。そんなものの比ではない。 前に何かあるな…ヒュンッ…っと横を通過して、サッと見えなくなった。    私の幼稚な文章力でこの迫力が伝わるだろうか。
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