プロローグ

5/5
前へ
/20ページ
次へ
「え~… 大丈夫… だよぅ」 俺の指摘に一夏が反論するが 力がない。俺との目線もあわないしな。 「大丈夫じゃないんだろう?今回はあきらめろ、一夏。」 可哀想だが参考書代払わされるのはごめんだからな。 さらばソフトクリーム。 今度買ってあげよう。 「……………」 しばらく懇願の目線を送ってきていたがあきらめたらしくとぼとぼソフトクリーム屋を後にした。 … 帰りに買ってやろうかと思った俺だった。 ソフトクリーム屋を後にしてしばらく歩き続けるとお目当ての店に辿り着いた。 ここいらの中じゃでかい本屋で値段も格安というお得なBOOK OFFだった 「さてと…お目当てのもの探すとするか」 俺がそういうと一夏は 「……うんっ。そだね…」 と落ち込んだ調子で返してきた 帰りマジで買ってやるか そう思った俺だった…
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加