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胸に刀が突き刺さり彼方に倒れかかる蘭。
刀を抜き蘭を支え抱き抱える彼方。彼方の膝に蘭の頭を乗せよこにする。
蘭の胸からは血が溢れでて止まらない。
「……っ……ごめ……」
涙が止まらなく、蘭の顔に彼方の涙が落ちる。
「…彼ちゃん…は悪く……ないよ………ごめんね…?辛い思い…さ…せて…………」
彼方の頬に手をあてる蘭。
「っ………」
「好きだよ……彼ちゃん…」
にっこり微笑む蘭。
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