初章

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拾われた、最初の内は、主に雑業をしていた。暇があれば、生き残るために剣の稽古をしていた。 記憶を失った事に関しては、何故か何も思わなく、喋ることは、殆ど無くなった。 恐怖感が無かった為自分に感情は無いかと思ったが、傭兵の仲間が重傷をおったり、死んだときには、流石に悲しみが起こった。 隠れて剣を振ったり、傭兵仲間が稽古をしているのを見て、真似たり、していた。拾われてからは、主に団長の子供と行動を共にしていた。だから、稽古の相手に困ることは、無かった。 武器は素振り以外には使わなく、木の棒を使いお互い手合わせをしていた。色々な武器を使っていくにつれて、お互いに使い勝手の良い武器を見付けた。 使いにくい、武器にも直ぐには辞めずに練習をし、最低限使えるようにしていた。 中距離や遠距離用の武器には、勝手に持ち運ぶことが、出来なかった為、どういうなのかは理解出来なかった。
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