序章

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早雲:せい!…よし、ここで区切るか、よっこらせ。 水牙の隣に座り込む。 早雲:んー…こんな感じかな? 水牙を真似て座禅を組む。 水牙:大変結構、それで目を閉じます。 早雲:はいよ。 二人共、目を閉じ集中。 早雲:お? 水牙:大きな霊力が…。 一真:早雲、水牙君、産まれたよ、見に来るといい、司君はもう部屋に行ってるよ。 早雲:…って事は。 水牙:この霊力の持ち主は産まれて来た赤ちゃんのものですね。 早雲:なんだこの馬鹿でかい霊力は…並じゃねぇぞ。 一真:ほう…二人共もう霊力を感じる事が出来るのか、将来が楽しみだ。 水牙:恐れ入ります。 早雲:………………。 一真:早雲…。 早雲:…帰る。 一真:おい待て早雲! 一真の制止も聞かずに神社を後にする。 水牙:複雑…でしょうね。 一真:仕方ない事とは言えな…水牙君だけでも来なさい、元気な女の子だそうだ。 水牙:拝見します。 二人共、中へ。 静:あら?早雲は? 一真:この霊力に嫉妬してね、帰ってしまった。 静:そうですか…では三人で。 一真:うむ。 三人共、紅の部屋へ。
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