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「月宮神社本殿」
静:よしよし。
藍:きゃははは。
早雲:………………。
水牙:早雲殿、どうかしましたか?
早雲:…なんでもねぇよ。
面白くなさそうに早雲はソッポを向く。
水牙:?
静:水牙君…私が藍ちゃんの相手ばかりしてるから面白くないのよ。
水牙:ああ、成る程、ヤキモチですか?確かそう言いましたね。
早雲:ちちち違うわ!ただ大変だなって…おい笑うなよ!
堪え切れずに静と水牙が吹き出す。
静:ありがとう早雲。
早雲:ふ!ふん!母さんが大丈夫ならいいよ!
水牙:…(やれやれ…素直じゃありませんねぇ…)
気恥ずかしくなり早雲は視線を外に移す。
司:ただいま、静さん、ご面倒おかけしました。
静から藍を受け取る。
静:いいえ、これから大変なんですから助け合わないと。
そう言い微笑む。
司:ありがとうございます。
一真:ただいま、うん?どうした早雲?
早雲:…なんでもない。
一真:変な奴だなー、こっち来なさい。
早雲:やだ!
水牙:兄上…実は…。
水牙が一真に耳打ちする。
一真:ぷっ。
早雲:なんだよ!?
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