悲しみを乗り越えて…

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一真:あははは、早雲、お前は可愛いな。 早雲:馬鹿言ってんじゃねぇ! 静:どちらに似たんでしょう? 水牙:私にはわかりかねます。 司:…どちらとも違う気がするからね。 静、水牙、司は頭を捻る。 一真:いいから父さんとお茶でも飲もう。 早雲:仕方ねーなー、どうしてもって言うならそうしてやる。 一真:はいはい、ありがとな、早雲。 司:一真さんは子煩悩だったんですね、とても除霊してる時には想像できない姿ですよ。 静:私もビックリしたんですよ、早雲が産まれてからずっとああですから、かと言って甘やかすとかはせずに厳しい面もあります。 司:流石ですね…僕にもできるでしょうか…。 静:そんな弱気でどうするんですか、司さんが藍さんを守って行くんですよ。 司:はい…すみません…変な事を言って…。 静:構いません、これから言わなければいいんですから、私も助力いたしますわ。 司:お世話になります。 深々と頭を下げる。 静:いけませんよ、殿方がやたらに頭を下げるのは。 司:あははは、紅の時のクセですね、いつも怒られてましたから。 大量の汗をかく。 一真:その話は聞かないであげなさい。 静:そ…そうですね。
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